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佐久市でホームページを作るなら「補助金」を使わないと損?最大50万円〜が戻ってくる制度を解説
2025.12.18
佐久市でホームページを作るなら「補助金」を使わないと損?最大50万円〜が戻ってくる制度を解説

こんにちは、長野県佐久市でホームページ制作をしているandWEBです。
「ホームページをリニューアルして集客したい。でも、数十万円も一括で払うのは正直キツイ…」 「補助金があるとは聞くけど、書類が面倒くさそうで手を出していない」
そんな経営者様、実は非常に多いのではないでしょうか。 しかし、条件に当てはまるのにこの制度を使っていないなら、数十万円単位で損をしている可能性があります。
今回は、個人事業主や小さな会社が最も使いやすい「小規模事業者持続化補助金」について、Web制作のプロの視点から「どこよりも分かりやすく」解説します。
「結局、いくらもらえるの?」「何をすればいいの?」という疑問にズバリお答えします。
そもそも「小規模事業者持続化補助金」とは?
国(中小企業庁)が、小さな会社や個人のお店の「販路開拓(売上を上げるための取り組み)」を応援するために作った制度です。 毎年公募が行われており、2026年(令和8年)以降も継続される見込みが高い、いわば「定番の補助金」です。
対象になる人(小規模事業者)
その名の通り、「小さな会社」が対象です。具体的には以下の従業員数(正社員)の基準があります。
- 商業・サービス業(宿泊・娯楽除く):常時使用する従業員が5人以下
- 宿泊業・娯楽業:常時使用する従業員が20人以下
- 製造業その他:常時使用する従業員が20人以下
※社長ひとり、家族経営のお店などは、ほぼ間違いなく対象になります。
Webサイト制作で使うための「必須条件」
ここで一つ、非常に重要な注意点があります。 実は現在のルールでは、「ホームページ制作費(ウェブサイト関連費)」だけで申請することができません。 正確には、Web関連の費用は「補助金申請額の1/4まで」というルールがあります。Webサイト単体で申請しようとすると、補助額が大幅に減額されてしまうのです。
「えっ、じゃあ使えないの?」と思われたかもしれませんが、ご安心ください。 「Webサイト」と「他の経費」を組み合わせることで、この制度をフル活用できます。
おすすめの組み合わせ例
- ◎ Webサイト制作 + チラシ作成・配布
- ◎ Webサイト制作 + 店舗の看板リニューアル
- ◎ Webサイト制作 + 業務用の機械購入
このように、「作ったサイトをどうやって広めるか(チラシ)」や「店舗の改装」などとセットで計画することで、補助金を無駄なく受け取ることが可能になります。 andWEBでは、Web制作だけでなく、セット申請に使いやすい「チラシデザイン」も含めたトータル提案が可能です。
組み合わせると、いくらもらえるの?(計算例)
「Webサイトは全体の1/4まで」というルールを守りつつ、補助金(最大50万円)を満額受け取るための一番お得なパターンをご紹介します。 それは「Webサイトと一緒に、チラシも配る」という作戦です。
【例:Webサイトとチラシをセットで頼んだ場合】
- Webサイト制作費:約19万円
- チラシ作成・配布費:約56万円
- 経費合計:75万円
この場合、以下のように補助金が出ます。
- Web分の補助金:12.5万円(上限いっぱい)
- チラシ分の補助金:37.5万円
- もらえる補助金合計:50万円(満額!)
つまり、75万円のプロモーション(Webサイト+大量の折込チラシ)が、実質25万円の負担で実現できる計算になります。 「Webサイトを作ったことを、チラシで地域の人に知らせる」。これこそが、佐久市の店舗集客において最も効果的で、かつ補助金も一番もらえる賢いやり方です。
ここに注意!よくある「勘違い」3選
補助金は仕組みを正しく理解していないと、「話が違う!」となりかねません。
特に重要な注意点が3つあります。
① お金をもらえるのは「後払い」です
「これから作るから、先に補助金をください」という制度ではありません。
まず自費で全額を制作会社に支払い、領収書などの証拠書類を国に提出して、審査に通って初めて口座にお金が振り込まれます。 そのため、一時的に全額を立て替える資金力は必要になります。
② 「採択」されないともらえません
申請すれば全員もらえる給付金とは違い、「審査」があります。 提出した事業計画書が「この計画なら売上が上がりそうだ」と認められた人だけが合格(採択)となります。
(※しっかり準備すれば、採択率は決して低くありません)
③ パソコンやタブレットの購入費は「対象外」
「ついでにWeb作業用のiPadも買いたい」というのはNGです。 パソコンやカメラなど、汎用性が高く、プライベートでも使えてしまうものは補助の対象になりません。
2026年に向けて、いつ動くべき?
「じゃあ、すぐに申し込みたい!」と思っても、実は補助金には「公募期間(受付期間)」があります。 直近の公募は終了してしまいましたが、例年の傾向からすると、次は以下のようなスケジュールが予想されます。
- 次回公募(第19回予想):2026年の春頃(5月〜6月?)受付開始
- 今のうちにやるべきこと:「どんなサイトを作るか」の構想と見積もり収集
公募が始まると、商工会議所の窓口が混み合い、制作会社も忙しくなります。 「次の公募が始まったらすぐに申請できる」ように、今のうちから準備をしておくのが、採択への最短ルートです。
審査の「合格率」と「落ちた場合」の話
ここまで良いことばかりをお伝えしましたが、リスクについてもお話しします。
この補助金は、申請すれば全員がもらえるわけではありません。
合格率は約50%前後です
過去のデータを見ると、採択率(合格率)はおおよそ40%〜60%程度で推移しています。 つまり、「2回に1回は落ちる」可能性がある制度です。
「えっ、じゃあ落ちたらどうなるの? 制作費だけ請求されるの?」 と不安に思うかもしれませんが、ご安心ください。andWEBでは、お客様にリスクを負わせないためのルールを設けています。
andWEBの「ノーリスク申請」ルール
当店では、以下のような流れで進めさせていただいております。
- まずは申請(チャレンジ)してみる 商工会議所と相談して、申請書類を提出します。この時点では、andWEBとの本契約は結びません。
- 審査結果を待つ(数ヶ月) 結果が出るまで待ちます。
- 結果によって判断する
- 【合格した場合】:おめでとうございます!正式に制作契約を結び、サイト制作をスタートします。
- 【落ちた場合】:残念ですが、ここで「キャンセル」として終了しても構いません。この場合、キャンセル料などは一切いただきません。
つまり、「受かったら作る、落ちたらやめる」という選択が可能です。
これなら、お客様に金銭的なリスクはありません。(※申請にかかる手間だけはご了承ください)
もちろん、「落ちたけど、予算を下げて自費で作りたい」というご相談も可能です。
審査に通るコツは「事業計画書」にあり
この補助金最大の難関は、「経営計画書・補助事業計画書」の作成です。 「ウチの強みは〇〇で、市場はこうなっていて、だからWebサイトを作れば売上が〇〇%上がる!」というストーリーを作文しなければなりません。
ここで多くの経営者様が挫折してしまうのですが、こここそがWeb制作会社の腕の見せ所でもあります。
andWEBなら、面倒な書類作成をここまで手伝います
「組み合わせとか難しそう…」「書類を書くのが苦手…」 そんな方のために、andWEBではWeb制作のプロとして以下のサポートを無料で行っています。
① 審査に強い「Web戦略」の原案をご用意します 申請書には「Webを使ってどうやって売上を上げるか」という作文が必要です。 Webの専門家である私たちが、あなたのビジネスに合わせた**「審査員に響くWeb活用計画」の原案(テキスト素材)を作成して提供します。** あなたはそれを申請書に反映させるだけでOKです。
② 必要な書類を完全サポート 申請に必要な「見積書」はもちろん、採択後の「実績報告(お金をもらう手続き)」に必要な「証拠画像」や「完了報告書」なども、提出するだけの状態でご用意します。 あなたは、作成した書類を持って商工会議所の窓口に相談に行くだけで済みます。
※免責事項(必ずお読みください)
- 本記事は、補助金の活用を検討する材料として情報提供を行うものです。採択(合格)を保証するものではありません。
- 申請の結果、不採択となった場合でも、弊社は一切の責任を負いかねます。
- 補助金の制度内容や公募スケジュールは変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
まとめ:国のお金を使って、リスクを抑えて挑戦しよう
「もし受かったらラッキー」 それくらいの気持ちで、まずは一度チャレンジしてみませんか?
失うものはありません。もし採択されれば、制作費の2/3が補助され、あなたのビジネスは大きく加速します。 万が一不採択でも、その時は「キャンセル」か「自費で規模を縮小して制作」かを選べば良いだけです。
「ウチのお店は対象になる?」 「とりあえず見積もりだけ作っておいてほしい」
そんなご相談も大歓迎です。 「まずは運試しのつもりで、見積もりを取ってみる」 それくらい気軽なステップから始めてみましょう。
長野・佐久地域のWeb課題を、andWEBが解決します。
「集客を強化したい」「サイトが古くて困っている」など、まずは貴社の悩みをご相談ください。
お見積りだけでも歓迎です。強引な営業は一切行いません。
